2015-10-02

第28回 孤独から逃げないでいると、時間のご褒美が待っている。

孤独から逃げないでいると、時間のご褒美が待っている。

会社立ち上げ当初、会社が思うように行かず、現実と孤独から逃げるようにいろいろな異業種団体に入りました。団体の活動をしていることが、人脈が広がり友達も多くなり、将来必ず仕事に繋がると自分に言い聞かせていました。

2年~3年位続けていると、ある時社員からこんな皮肉を言われました。

「社長は団体の活動ばかりで、仕事を一向に受注してこない。受注したかと思えば、友達の紹介なので安く受注してくる。また、友達の付き合いと言って、要りもしない商品を買わされてくる。こんな会社に将来があるんですか。」

この言葉で現実に気付かされました。

「俺のやるべきことは団体の活動ではない。こんな暇があったら、一件でも多くの仕事を受注してくることである。」

考えてみれば当たり前のことですが、現実と孤独から逃げると、こんなことも忘れてしまうのです。それ以降、全ての団体の活動を止めました。止めたら沢山のご褒美が貰えました。

1.本を読む時間
2.映画を見る時間
3.勉強する時間
4.愚痴や悪口が言えない聞かない時間
5.人付き合いで悩まない時間
6.家族と過ごす時間
7.社員とのコミュニケーションの時間
8.本当に会いたい人に会える時間

この結果、飛躍的にお客様への企画力、更には問題解決の提案力が付き、紹介で仕事を請ける下請け体質から、企画提案力で仕事を請ける元請体質に変わったのです。

つまり、仕事を受注するのに大切なものは人脈や友達の数ではないのです。仕事を受注するのに大切なものは、お客様の問題を解決する能力(スキル)なのです。

お客様の問題を解決する能力があれば、全く人脈など無くても、地方の中小企業でも全国から仕事が受注できるようになるのです。

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