第31回 今、この仕事を全力で好きになる。
最強運を引き寄せるための心質(しんしつ)を改善する八つの方法をお届け致します。
「心質」とは「心の質」です。体ですと体質のことです。私も、50年間生きてきて、病気になったり風邪も殆ど引いたことはありません。インフルエンザの予防注射も、学校以外で打ったことはございません。また、虫歯になって歯が痛くなったこともございません。
だからと言って、意識して健康管理など何一つ行っていないのです。つまり、無意識の行動そのものが、病気にならない、風邪をひかない、虫歯にならない、行動をしてるんです。
これは「運」も同じなのです。「運」を引き寄せようと意識して行動するので無く、無意識の行動の中で「運を」引き寄せなければなりません。
そのためには、病気にならない身体にする体質を改善するのと同じく、「運」を引き寄せやすくする心質に改善しなければなりません。
そこで、まず初めに、最強運を引き寄せるための心質(しんしつ)を改善する八つの方法をお届けしたいと思います。これが、最強運を引き寄せる基礎となります。
「今、全力でこの仕事を好きになる」
口で言うのは簡単ですが、なかなかできませんね。
「この仕事、自分に合ってるのかな?」
「もっと良い仕事があるんじゃないかな?」
「いずれ転職するためのスキル習得のため我慢するか」
と思いながら仕事していませんか?
先ずこんな気持ちで仕事をやっていると
「言われたことしかやらない」
「常に会社に不満を抱えながら仕事をしている」
ですから、仕事の品質や生産性が上がらず、仕事が出来るビジネスマンに見えないんですよ。つまり、仕事が出来るように見えないビジネスマンが、最強運なんて引き寄せられません。
それでは、仕事が好きになる方法を教えます。
一つ目は、「今まで育ててくれた親への感謝」して下さい。貴方も今仕事をして感じていると思いますが、仕事って以外と大変なんですよ。貴方のお父さんお母さんだって、一生懸命に貴方を育てる為に、仕事してきたわけですよ。
貴方のお父さんお母さんだって、つらいことや悲しいこと、会社での嫌なことも沢山あったと思うんですよ。でも、貴方を立派に育てるために、歯を食いしばって頑張ってきたんですよ。
これは私が入社した時の話です。最初は派遣社員でコンピューターのオペレーターでした。何かトラブルが発生すると、真夜中に自宅に電話がかかってくるんです。携帯とかポケットベルもまだない時代ですので、自宅に電話がかかってくるんです。
そうすると、毎日私の母親が電話に出ます。そうして、「一也、会社から電話だぞ」と言っていつも繋いでくれました。それでスーツに着替えて会社に行く準備をしていると、
「もう無理しなくていいぞ、嫌だったらやめてもいいんだぞ」
と言ってくれる。社会人になっても親を心配させている自分が情けなくて、もう心が崩れそうになったんですよ。
でも、大学まで出してもらって、ここで辞めるわけにはいかないですよ。だから私は空元気で、
「いや、この仕事、好きなんだよ」
「自分が行かないとこのトラブルはは解決されないし、皆に迷惑がかかってしまう。トラブルを解決すれば、喜んでくれる人もいるし、遣り甲斐のある仕事なんだよ」
と言って母親を安心させていました。結局、親への感謝の気持ちがあれば、頑張れるんですよ。そして、その積み重ねが上司や会社から評価され、仕事に遣り甲斐を感じ、仕事が好きになって来るんです。
二つ目が、結局今の仕事をクリアしない限り、次のステージには行けないことを理解することです。もうゲームみたいなもんです。
結局、今の仕事をもっともっと改善していかないと、次のステージを与えてもらえないんですよ。
それでは、具体的な解決策のお話をします。
先ず何をやればいいか!ここが一番の大切なポイントです。
つまり、仕事が出来るビジネスマンにならないと、次のステージには進めません。且つそれが、自分の直属の上司に伝わらない限り、次のステージに行けないんです。そしてこれは、何回も言って来ていますけど、ドキュメントを作る以外ないんです。
どんなドキュメントを作れば良いか?
先ず、自分がやっている仕事の作業内容をドキュメントにして、その作業内容の改善提案を行うのです。この仕事はこうやったらもっと生産性が向上しますとか、現在30分かかってるのが、15分で出来ますとか、それを上司に提案するんです。
これを、口で言っちゃだめなんです。ドキュメントで伝えることが大切なんです。
ドキュメントで伝えると、他の人に共有することが簡単なんです。上司がまた更に上の上司に伝えられるのが簡単なんです。すると、貴方の上司もその上の上司から褒められ評価さえれるわけですよ。
そうすると、貴方だって上司から褒められますから、少しずつなんですけど、仕事が楽しくなってくるんです。すると、これも少しずつなんですけど、自分の好きな仕事が出来るようになってくる。
私の経験からの話ですが、私は最初はオペレーターでした。私は作業内容をマニュアル化化して、会社で高く評価されました。私もオペレーターでは終わりたくないので、
「システムエンジニアジニアやらせてください」
と言ったらシステムエンジニアをやらせてもらえました。システムエンジニア時代にも、SEの心得などのドキュメントを作り、これも会社から高く評価されました。次に、
「営業をやらせてください」
と言ったら営業になりました。
つまり、常に与えらた仕事(ステージ)をクリアして、少しずつ自分の好きな仕事が出来るようになって行くんです。そのためには、ドキュメントが必要なんです。
「今、全力でこの仕事を好きになる」
与えられた今の仕事(ステージ)をクリアして、少しずつですけど最強運を引き寄せて行きましょうね。
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