第43回 親の職業に誇りを持つことで、感謝の気持ちが強くなる
【親の職業に誇りを持つことで、感謝の気持ちが強くなる】
□ ざっくり言うと
・ 親の職業に誇りを持つと親への感謝の気持ちが強くなる。
・ 自分と子供たちにの関係にも同じことが起こる。
・ 家族円満になり最強運を引き寄せられる。
「ビジネスマンが最強運を引き寄せるための起爆剤となる漁師から教わった八つの方法」をお届け致します。
尚、今回のお話は「ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法」のPodcastでも聞けるようになっています。→ http://goo.gl/sVUL1o
1回目は「他人の成功事例を真似るより、自分が成功事例になる」
2回目は「演技でもいい、人前では明るく装う」
3回目は「服装は、自分に対する誇りと仕事に対する誇りの現れです」
4回目は「現場のモチベーションアップは、お客様の感謝の言葉に勝るものはない」
そして、第5回目は、「親の職業に誇りを持つことで、感謝の気持ちが強くなる」です。
私がこの言葉の意味を理解したのは、田舎から上京して大学に入学した時のことです。入学して英語の一番始めの授業で、自分の親の仕事をスピーチすることになりました。
スピーチを聞いていくと、上場企業の会社員や学校の先生、公務員、医者、中小企業の社長とか、私が憧れていた仕事でした。
私の父は漁師でした。当時は高校から大学に入ったばかりです。自分が漁師の息子だと分かってしまうことで、他の学生に「田舎者」と思われるのがとても嫌でした。
そして、自分の番が来たので小さな声で言いました。
「My father’s work is a Fisherman.」
もう心臓は張り裂けそうでした。すると、英国人の先生が満面の笑みで腕に力こぶを作って、力強く言ってくれました。
「It’s very strong work!」(とっても力強い仕事をしてるお父さんだね!)
その言葉を聞いた瞬間に心の底から嬉しくなりました。その時の嬉しさは、昨日のことのように30年以上前の今でも鮮明に覚えてます。そしてその瞬間に、親への尊敬の念がふつふつとこみ上げてきました。
父は漁師だろうが誇りを持って頑張ってるのに、その仕事を「恥ずかしい」と思ってる自分の方が、よほど恥ずかしいことに気付かされました。
それを気付かせてくれたのが、英国人の先生なんです。それを切欠に、私は親への感謝の気持ちを持つようになりました。そして、「大学を卒業したら絶対いわきに帰って親の面倒を見よう」と誓いました。
親への感謝の気持ちを持つと、人生土壇場で頑張れるんです。
「親は自分以上に大変状況の中で頑張っている」
「こんなことで弱音を吐いてたんでは、大学まで出してもらった親に申し訳ない」
そう思うことで、自分の力以上に頑張れるんですよね。更に、自分が親になると同じ事が起きます。つまり、私の子供たちが私を尊敬するようになります。
それは、私が親を尊敬している姿を子供たちが見ていたから、それが当たり前な環境になってしまうのです。
家族との関係が冷えこんでいる方は、是非親への尊敬の念を持ってください。
やはり、家族円満こそが幸せなんです。そして、これが最強運をを引き寄せる起爆剤になってくると思います。頑張って下さい。応援しています。
尚、今回のお話は「ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法」のPodcastでも聞けるようになっています。→ http://goo.gl/sVUL1o
最後までお読みいただきありがとうございました。次回も楽しみにしていてください。
*********************************************************
ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法
株式会社システムフォワード 代表取締役 大内 一也
https://www.facebook.com/kazuya.ohuchi/
*********************************************************
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS