2016-01-29

第51回 強み弱みを考えると絶望が見えてきて、楽しい苦しいで考えると希望が見えてくる

【強み弱みを考えると絶望が見えてきて、楽しい苦しいで考えると希望が見えてくる】

□ ざっくり言うと
・ SWOT分析では弱みと脅威しか見えてこない。
・ 楽しい、苦しい、儲かる、損する、で分析してみる。
・ やるべきことが明確に見えてくる。

「ビジネスマンが最強運を引き寄せるための8つの気付き」をお届け致します。
尚、今回のお話は「ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法」のPodcastでも聞けるようになっています。→ http://goo.gl/sVUL1o
1回目は、「遠回りをしたのではない。体力をつけてきただけのことである」
2回目は、「意識して前向きになるのではなく、勉強して前向きになるのである」
3回目は、「楽して儲けようと思うと他人に目が向き、努力して儲けようと思うと自分に目4回目は、「自らの心に火をつけられることが、もっとも高いスキルである」です。

そして、第5回目のテーマは、「強み弱みを考えると絶望が見えてきて、楽しい苦しいで考えると希望が見えてくる」です。

企業のビジョンや戦略を立案するのに、よく「SWOT分析」という分析手法が使われます。これは、強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)の4つの基軸で行う分析手法です。

私たちの会社でも、今から10年くらい前にツールを購入しSWOT分析をやってみました。そうするとどうでしょう。なぜか弱みと脅威しか見えてきません。

地域密着型でビジネスをやっている時は、ライバル企業が明確になり強み・弱みもなんとなく見えてきましたが、昨今インターネットの世界では、全国の企業がライバルとなり、もちろん東証一部の企業とかもライバルになってしまいます。

すると、地方の中小企業が東証一部の企業と比べたところで、もう弱みと脅威しか見えて来ません。そうすると絶望しかないです。SWOT分析をやればやるほど絶望のどん底に落されていきます。

この時、SWOT分析は私たちの会社にはそぐわないと思い、楽しい(happy)、苦しい(hard)、儲かる(gains)、損する(lose)で分析するようにしました。商品やサービスを、「楽しいか、つらいか」で考える。もうひとつは、「儲かっているか、損しているか」で考えるのです。

SWOT分析ではなく、HHGL分析(大内分析)です。これで分析していくと、やるべきことが明確になる事が分かりました。

「楽しくて儲かる商品」、これは広告を打つ戦略を行います。
「楽しくて損する商品」、これは生産性や品質を上げる対策を打ちます。
「苦しいが儲かる商品」、これは顧客のターゲットを変える戦略を打ちます。
「苦しくて損する商品」、これは販売することを止める対策を打ちます。

最終的には、全ての商品やサービスは「楽しくて儲かる商品」を目指して行きます。

一度試しに、HHGL分析(大内分析)、楽しい(happy)、つらい(hard)、儲かる(gains)、損する(lose)で分析してみてはどうでしょうか。応援しています。

尚、今回のお話は「ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法」のPodcastでも聞けるようになっています。→ http://goo.gl/sVUL1o
最後までお読みいただきありがとうございました。次回も楽しみにしていてください。
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ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法
株式会社システムフォワード 代表取締役 大内 一也
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