第62回 身近な人から学ぶとそこに敬意が生まれ、信頼関係が強くなる
【身近な人から学ぶとそこに敬意が生まれ、信頼関係が強くなる】
□ ざっくり言うと
・学ぶことはセミナーや書籍だけではない。
・家族だって貴方より優れているものを持っている。
・学ぶことで敬意が生まれ信頼関係が強くなる。
さて、「ビジネスマンが最強運を引き寄せるための家族関係の築き方」というシリーズを5回に分けて話して行きます。
第3回目は、「身近な人から学ぶとそこに敬意が生まれ、信頼関係が強くなる」です。
尚、今回のお話は「ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法」のPodcastでも聞けるようになっています。→ http://goo.gl/sVUL1o
この言葉を私に教えてくれたのは、私の長男です。丁度今頃の季節は、中学高校の部活動の大会が活発に行われていますね。
私も、中学高校時代は柔道部に所属し県大会で優勝し、全国大会でベスト16まで行きました。その当時は、福島県で初の快挙でしたので、もうヒーロー気分でした。
そんな経験もあったせいか「部活動は勝つために行なうもの」だと、つい最近まで思っていました。そんな、考え間違いであることを教えてくれたのは、私の長男でした。
私の長男は、中学・高校と野球部に所属していましたが、公式戦に一試合も出ていません。中学、高校ともに、次の回から守備の交代で待機していると、その回に点数を取られコールド負けになってしまい試合終了です。
土日もなく毎日夜遅くまで練習して、家に帰って来てからは、庭でヘッドスライディングの練習までしていました。
それなのに公式戦に一試合も出ていません。甲子園を目指しているチームなら分かりますが、一回戦でそれもコールドで負ける弱小チームです。
さぞかし悔しかったと思います。情けなかったと思います。それでも、愚痴や文句の一つも言わずにじっと耐えていました。また、家族に心配掛けまいと、常に明るく振舞っていました。
その愚直な姿に対して私は長男に対し私は心から敬意が生まれました。
この姿を見ていて、勝つことだけが全てではない。負けて得られるものの方が、これからの人生においては大きい。
・選ばれなかったものの気持ちが分かる
・負けた人の気持ちがわかる
・裏方の気持ちが分かる
まさしく、これからの時代に必要なスキルです。
仕事が自分の思うように行かなくても、腐らずイライラしないで「耐えて、耐えて、耐え忍ぶ」と云うことを学んだのは、この長男の姿勢からでした。
学ぶとことはセミナーや書籍だけではございません。身近な人(家族や社員)から学ぶところは沢山あります。そして、学べば学ぶほどそこには「敬意」が生まれます。それがあって信頼関係も強くなります。
是非とも、身近な人から学びとってください。
尚、今回のお話は「ビジネスマンが最強運を引き寄せる方法」のPodcastでも聞けるようになっています。→ http://goo.gl/sVUL1o
最後までお読みいただきありがとうございました。次回も楽しみにしていてください。
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